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高森町役場職員、業務中に柿のかぶり物 「市田柿の日」を来庁者にアピール 

柿のかぶり物で仕事する職員

柿のかぶり物で仕事する職員

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 高森町役場産業課の職員が「市田柿の日」の12月1日、業務中に初めて柿のかぶり物をして「市田柿」のPR活動に取り組んだ。

役場玄関前にのぼり旗を立てPR

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 市田柿は、旧市田村(現在の高森町)で盛んに栽培されていた歴史があり、同町では「市田柿発祥の里活用推進協議会」を設立しPR活動を展開。飯田市の市田柿ブランド推進協議会と共同で、市田柿の魅力を広めることを目的に「市田柿の日」を制定し、2013(平成25)年11月26日に日本記念日協会へ登録。出荷月の12月と「市田」の「1」を掛け合わせ、12月1日を記念日に定めた。

 市田柿のPR活動はこれまで、専用の法被やのぼり旗、同町のイメージキャラクター「柿丸くん」のイラストが描かれたジャンパーを着るなどして取り組んできた。今年は、来庁者が目を引くような方法でアピールしようと柿のかぶり物を選び、市田柿のPR活動に取り組んだ。

 今回の取り組みは役場全体ではなく、産業課に所属する職員のみで実施。来庁者からも「今日は何の日?」「かわいい」「ものすごく目立つ」などと声を掛けられたという。

 同課の宮澤歩夢さんは「記念日以外のイベントでかぶることはあったが、通常業務中は初めて。恥ずかしい面もあるが新鮮さも感じる。今年は柿農家へも取材に行き、市田柿ができるまでの工程や苦労も知ることができた。今後も市田柿のPR活動に力を入れていきたい」と意気込みを見せる。

 「市田柿の日」PR活動として、信州たかもり温泉「湯ヶ洞 御大の館」で、先着100人に「市田柿」を配布。町内企業にも協力を呼びかけ、事業所内にのぼり旗を立て、窓口担当者が法被を着るなどして取り組んだ。高森町観光協会では市田柿に関するショート動画を制作。同協会のインスタグラムで第1話を公開しており、12月中に全3話をアップする。

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