「ともにつながる みんなのつどい」が12月6日、上郷公民館(飯田市上郷黒田)で開かれる。今年で4回目。
12月3日~9日の「障がい者週間」に合わせ、障害のある人もない人も共に集い、「交流を図る場」を創ることを目的に2020年に始まった同イベント。コロナ禍で2022年と2023年は中止したが2024年に再開。「奉仕」を旨とする飯田長姫ライオンズクラブが、障害者に関わる関係者とともに実行委員会を組織し企画・運営している。
当日は「心をつなぐ、人、音、笑顔」をテーマに、障害者の働く店舗や支援活動を行う団体による物販コーナーやパネルシアター、「第11回障がい者文化芸術作品展」で入賞した作品の展示、和太鼓チーム5団体による「和太鼓の饗宴」のほか、車いすやアイマスクを使った視覚障害疑似体験など行う。
メインイベントは和太鼓の饗宴で、障害者団体の「南原苑(みなばらえん)」「花の木組」「命響館たんぽぽ」「丘のりんご」と社会人団体の「上郷ひがし太鼓」が出演。疑似体験コーナーのサポートは昨年に続き、飯田女子高校(黒田)の生徒有志が担う。
実行委員長の井坪隆さんは「一人でも多くの人に障害への理解、関心を深めてもらい、共生社会の実現につなげるきっかけにしてほしい」と呼びかける。
開催時間は11時30分~15時30分。入場無料。