送電線、配電線下の保安伐採やまきストーブの販売などを手がける中部フォレストが11月8日、まきストーブ販売部門「ストーブ屋ドットコム」のショールームをリニューアルした。
ストーブ屋ドットコムのショールームでまきストーブを体感する女性客ら
中部フォレストは1952(昭和27)年、果実の木箱などに入れる緩衝材の木くずなどを生産する「村澤木毛」として創業。その後、「村澤産業」への社名変更を経て、2017(平成29)年に現在の中部フォレストに社名を変更。「ストーブ屋ドットコム」の名称でまきストーブの販売・施工などを手がけてきた。
旧ショールームは社員の手作りだったが、今回リニューアルしたショールームは2階建ての約50坪で、旧ショールームの1.5倍の広さになった。2階は会議室などとして使い、1階のショールームは木をふんだんに使った落ち着いた雰囲気の空間に仕上げた。8台のまきトーブのほか、関連グッズなどを展示する。
同社社長の村澤英彦さんは「まきストーブは家で暖が取れる『炎』があるぜいたくで豊かな癒やしの時間を提供できる。この地域はまきが手に入れやすく、環境的には良い地域」と話す。「スイッチ一つでという便利なものではないため、不便さを楽しむ気持ちの余裕が欲しい」とも。
村澤さんは「まきの調達法やメンテナンスなどまきストーブについてわからないことがあれば何でも相談してほしい」と呼びかける。まきストーブのほか、バイオエタノール暖炉のエコストームも扱う。
営業時間は9時~17時。日曜定休。