「信州棚田フォトコンテスト入賞作品巡回展」が11月10日、長野県飯田合同庁舎で始まった。
県内10の合同庁舎を巡回しながら、昨年度実施した同コンテスト入賞作品を展示する同展。県内の美しい棚田の魅力を発信することを目的とし、諏訪合同庁舎を皮切りに3月17日にスタート。今回の飯田合同庁舎で最後の展示となる。
同庁舎1階の正面玄関ホールには、審査員特別賞と入賞作品合わせて61点を展示。南信州管内は11作品で、飯田市内の「飯沼」「よこね田んぼ」をはじめ、豊丘村の福島(ふくじま)の棚田の風景写真のほか、「日本の棚田百選」にも登録されてる「姨捨(おばすて)の棚田」(千曲市)や「稲倉(いなぐら)の棚田」(上田市)などの写真も展示している。
合庁を訪れた市内在住の男性は「県内にはさまざまな棚田があり、季節によって景観も変わる。よこね田んぼや福島の棚田は何度か足を運んでいるので、ほかの地区の棚田も巡ってみたい」と話していた。
開庁時間は8時30分~17時15分。10月21日まで。土曜・日曜・祝日は閉庁。