
焼き肉文化をテーマにした「焼肉の街連携スタンプラリー」が10月15日、飯田市内の対象焼き肉店で始まった。
主催は、飯田市と北海道北見市、沖縄県石垣市の3市で構成する「日本縦断焼肉連携協議会」。同協議会は昨年、飯田市と北見市で発足し、今年4月に石垣市が加入した。人口1万人当たりの焼き肉店数が多いとされる3市が連携し、「各地に足を運んでもらいながら、それぞれの焼き肉文化を知ってもらいたい」と初めて企画した。
参加者は、各市の窓口でオリジナルTシャツやスタンプ台紙などが入った「参加セット」(3,000円)を購入。指定された焼き肉店で対象メニューを1品注文することでスタンプ1つを獲得できる。飯田市内では飯田駅観光案内所(飯田市上飯田)や、まちなかインフォメーションセンター(本町1)で販売している。
同市の指定メニューは、ラムやマトンの「羊肉」、牛胃の黒皮付きホルモン「黒モツ」、肉に漬けて食べる「熟成ダレ」の3種。スタンプを3市で3つずつ、計9個集めると「協議会公認 金のトング」、2市で6個集めると「焼肉オリジナル手拭い」、1市で3個では「焼肉キーホルダー」を、それぞれ進呈する。
同市広報ブランド推進課の秦雄太郎さんは「参加店からは『無理だら(無理でしょ)』と笑い交じりに驚かれることもあったが、温かく協力いただいた。移動距離およそ2900キロのスケールも楽しんでもらえたら」と話す。
観光案内所の樋口孝枝さんは「大阪から参加セットを求めて訪れた人もいた。多くの人に参加してもらいたい」と呼びかけている。
来年2月10日まで。