
「南信州まちづくりフォーラム設立記念講演会」が10月22日、シルクホテル(飯田市錦町)で行われる。主催は南信州まちづくりフォーラム。
個人・企業・行政などがまちづくりを共創する「南信州まちづくりフォーラム」は、昨年解散した「南信州アルプスフォーラム」の後継として、飯田青年会議所の会員やOBなど7人が発起人となり、48団体と個人が会員となり8月28日に設立総会を開いた。
同会は持続可能な南信州の構築を目的に「最高の田舎~個人と南信州のウェルビーイングの実現~」をビジョンに掲げる。今回の講演会は、飯田で創業した老舗企業「綿半ホールディングス」の代表取締役社長 野原勇さんが「織田信長の家臣が創業、地域に寄り添い地域と共に発展すること427年」をテーマに講演する。飯田で永続してきた老舗企業の経営戦略からまちづくりのヒントを聞くのが狙い。
パネルディスカッションでは太陽農場を経営する殿倉由紀子さんとZ世代として若門との交流の場を設けながら「信州移住コネクター」として活動する「DOT」代表の土屋岳詩さん。コーディネーターは熊谷弘会長が務める。熊谷さんは「持続可能な南信州の構築に向け、講演会やパネルディスカッションを通じてさまざまなヒントを得ることができるのでは」と期待を寄せる。
開催時間は記念講演会=16時~。パネルディスカッション=17時~。懇親会=18時15分~。参加費は無料(懇親会は8,000円)。事前申し込み。