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高森の飯田建設、トレーラーハウスで民泊サービス、営業開始から1年

トレーラーハウスで三石芳久社長(左)とスタッフ

トレーラーハウスで三石芳久社長(左)とスタッフ

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 高森町の建設会社「飯田建設」(高森町出原)がトレーラーハウスを使った民泊を始めて、10月1日で1年がたった。

トレーラーハウス外観

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 同社は、中古のトレーラーハウスを従業員用の社宅として購入。1年前、トレーラーハウスをリノベーションして宿泊施設としての営業を始めた。トレーラーは、幅2.5メートル、長さ11メートル。トイレ、バス、冷蔵庫、水道、大人用ベッド2台、子ども用ベッド1台を完備する。炊飯ジャーやフライパン、鍋などはレンタルも可能。同社の三石芳久社長は「トレーラーハウスは動かせるのが最大のメリット。災害時にも地域のために活躍できるのでは」と話す。

 この1年は事業化に向けて利用時期や宿泊者の統計を取りながら運用してきた。現在は、県外の利用者がほとんどで、家族やカップル、女性の利用者が多く、中には女性一人で利用するケースもあるという。「トレーラーハウスが初めてという人が多く、外でたき火やバーベキューを楽しんでいる。見晴らしがよく、夜は星もきれい」と話す。「4人が定員だが3人くらいがちょうどいい。秘密基地的な感覚で使ってもらえるといいのでは」とも。

 今後は地元客の利用をもくろむ三石さんは「宿泊ではなく、レンタルスペースとして活用してもらえれば」と先を見据える。「地元では知られていない施設。気軽に使ってほしいし、いろいろな活用方法を相談いただければ」と呼びかける。

 宿泊料金は1人1泊5,000円~。予約はAirbnbと同社で受け付ける。

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