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シードルに出合う秋の南信州 「あつまれシードルの谷」を合言葉に

イベントをアピールする国際りんご・シードル振興会のスタッフ

イベントをアピールする国際りんご・シードル振興会のスタッフ

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 南信州のシードルが伊那谷のイベントスポットなどを巡る「あつまれシードルの谷」が10月4日、道の駅南信州とよおかマルシェ(豊丘村神稲)を皮切りに始まる。主催はNPO法人「国際りんご・シードル振興会」。

南信州シードル出店の様子(APPO)

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 シードルはリンゴの果汁で作るスパークリングワインで、リンゴ産地の南信州地域が長年力を入れてきた。毎年秋にはセプテンバーシードルフェスを開催していたが、今年は違ったアプローチで南信州のシードルをアピールする。

 「あつまれシードルの谷」のネーミングは、飯田市の副業型地域活性化企業人として地域産品のブランド化を担当する寺澤一(てらざわはじめ)さんが名付けた。この秋のおでかけスポットに南信州のシードルが集まり、地元の人や観光客など、さまざまな地域の人が集まって南信州シードルに出合うという意味を込めた。

 10月4日・5日、11日・12日は道の駅「南信州とよおかマルシェ」で、10月26日は「南信州天龍峡マルシェ」のイベント会場で、11月3日の「飯田丘のまちフェスティバル」では、なみきマーケット「まちのカフェ」でそれぞれ開催する。いずれも秋の大型イベントや秋の味覚が集まる場所で、多くの集客を見込む。

 併せて、SNSキャンペーンを実施。公式インスタグラムをフォローし、期間中に会場などで撮影した南信州シードルの写真を、#あつまれシードルの谷、#南信州シードルのハッシュタグを付けるか、公式インスタグラムをメンションしてストーリーズかフィード投稿し、スタッフに画面を提示すると、各会場で先着50人に「りんごの水引ストラップ」を進呈。さらに水引ストラップに付いている2次元コードを読み込み、専用フォームに必要事項を入力して応募すると抽選で10人に「南信州のすてきな賞品」が当たる。

 「辛口のシードルが好き」という事務局担当の矢澤愛子さんは「最近は10年前よりも甘口のシードルが多くなってきた。辛口タイプも味わいに幅が出てきている。会場で気軽に生産者に声をかけていただき、コミュニケーションをとりながらお気に入りの1本を探していただければ」と呼びかける。 

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