
イオン飯田店(飯田市上郷)で9月27日、「いいだエシカルマルシェ」が初めて開催される。
飯田市では、人や社会、地域や環境に配慮した買い物や地産地消、食品ロス削減などにつながる「エシカル消費」を推奨している。昨年11月、エス・バード(座光寺)で「エシカルシンポジウムin南信州環境メッセ」を開催。その一環としてエシカル商品を製造する地元和菓子店などに出店してもらい販売などを行った。
今年は、消費者にエシカル商品を実際に購入してもらうことを目的に同イベントを企画。当日は飯田下伊那地域から10ブースが出店。地元食材を使った和菓子や焼き菓子、サンドイッチ、農産物、雑貨などを販売するほか、各出店者のエシカルポイントも掲示する。
ポスターやチラシ制作は、同実行委員会メンバーで下伊那農業高校(鼎)の生徒が担当。表面はイベント情報、裏面は出店者紹介で、各店に生徒が取材に訪れ、「見て、聞いて、体験した」ことを元に紹介文を作成。併せて、「いいだエシカル」のインスタグラムも開設。本番までに出店者のPR動画を順次アップしていく。
当日は、ブース出店のほか、同校による「エシカル度チェック」やエシカル商品が当たる抽選会、エコドライブシミュレーター体験なども行う。
実行委員会の担当者は「実行委員のメンバーとして高校生も取材やPR動画制作、エシカル度チェックなど企画して頑張ってくれている。この機会にエシカル商品を手に取ってもらい、エシカル消費について考えるきっかけにしてほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。