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飯田でエコドライブ体験 優しい運転技術をゲーム感覚で学ぶ

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 「うごくる。フェア」が9月7日、りんご並木沿いのエコハウス(飯田市本町2)で開かれた。

シミュレーターでエコドライブを体験

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 当日は、飯田市のゼロカーボンシティ推進課の職員が講師となり、水素ロケット体験キットを使った実験やエコドライブシミュレーター体験会を実施。りんご並木歩行者天国イベントも同時開催されており、家族連れらでにぎわった。

 同フェアの目玉、エコドライブシミュレーター体験会では、画面を見ながら音声案内に従ってハンドルやアクセル、ブレーキを操作し、「エコドライブ」に必要な心構えや技術を疑似体験。所要時間は約15分で、終了後には分析結果も知ることができる。

 同市では地球環境に配慮した運転を心がけるエコドライバーを南信州地域で広めようと、2010(平成22)年、「南信州エコドライブ1000人プロジェクト」を始動。住民や事業所の従業員ら1000人を対象に、エコドライブ実践講習を無料で行ってきた。その後、目標の1000人を達成したため、今年から目標を1万人に設定しプロジェクトを継続している。

 同市ゼロカーボンシティ推進課と飯田脱炭素社会推進協議会では、より身近に「エコドライブ」を体験してもらおうと、今年、エコドライブシミュレーター2基を導入し、エコハウスに常設。目標達成とエコドライバー増加に力を入れている。

 体験者からは「急ブレーキ、急発進をしないように気をつける」「優しい運転を心がけたい」「運転操作は普段の感覚と違うが、分析結果を基にエコドライブを意識したい」などの声が聞かれた。同課の熊谷健太郎さんは「ゲーム感覚で学ぶことができる。体験をきっかけにエコドライブを習慣づけてほしい」と呼びかける。

 エコドライブシミュレーターはエコハウスで体験できる。受付時間は9時~17時。月曜休館。運転免許証保持者が対象。

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