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飯田「船橋屋」座光寺店が初のイベント「出来たてのお菓子を食べよう」

「船橋屋」座光寺店で販売した「菓子屋的クロワッサン」(写真提供=飯田船橋屋)

「船橋屋」座光寺店で販売した「菓子屋的クロワッサン」(写真提供=飯田船橋屋)

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 飯田の老舗和洋菓子店「船橋屋」座光寺店(飯田市座光寺)で8月31日、初の店頭イベント「出来たてのお菓子を食べよう」が開催された。

フランボワーズ・イチゴソースにヨーグルトを合わせた「ヨーグルトソフト」は今後も販売する

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 同店は、もちパイやレモンケーキなどの焼き菓子、上生菓子や団子などの和菓子、プリンやシュークリームなどの洋菓子を製造販売しており、幅広い商品構成が特徴。社長の原将人さんは「生菓子屋として、焼きたてのタイミングで温かさも感じられる、よりおいしいものを食べてほしい」と、今回のイベントを企画したという。

 当日は「焼きたてみたらしだんご」と「クロワッサン」を10時と13時に、「わらび餅」を11時と14時に、それぞれ販売。本わらび粉100%を使って炊き上げたわらび餅は、きな粉をまぶしてその場で盛り付けて提供。「焼きたてみたらしだんご」は焼き上げた直後にタレを絡め、温かいうちにカップに入れて来店者に手渡した。

 事前告知はインスタグラムのみだったが、想定以上の来店があり、特にクロワッサンの人気が高かったという。クロワッサンはプレーンのほか、自家製のつぶ餡(あん)を詰めたタイプや、通常販売のソフトクリームのトッピングとしても提供した。

 東京の和洋菓子店で修業を重ねた原さんは、パン職人の経験を持つシェフからクロワッサンの製法を学び、1年間にわたりクロワッサンを焼いていた時期もあるという。今回のイベントに向けて数回ほど試作を重ねた。「クロワッサン生地を丁寧に折り重ねるので時間はかかるが、『菓子屋的なクロワッサン』にこだわった」と振り返る。

 当日は、フランボワーズとイチゴのソースにヨーグルトを合わせた「ヨーグルトソフト」も登場。今後は定番メニューとしての販売を予定している。

 原さんは「初めてのことで従業員同士も協力し合い、来てくださった方々も楽しそうだった。出来たてのおいしさを定期的に楽しんでもらえるよう、季節ごとに開催していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は9時30分~18時。

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