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飯田で「南信州ファーマーズマーケット」 近隣町村の伝統野菜そろえる

前回の「南信州ファーマーズマーケット」(写真提供=南信州伝統野菜協議会事務局)

前回の「南信州ファーマーズマーケット」(写真提供=南信州伝統野菜協議会事務局)

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 南信州の伝統野菜を販売する「南信州ファーマーズマーケット スペシャルデー」が9月6日、そよら飯田アップルロード店(飯田市鼎一色)で開かれる。

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 主催の南信州伝統野菜協議会事務局は、飯田下伊那地域に伝わる伝統野菜の保存と普及を目的に、一昨年から準備を進め、昨年4月に発足した。市町村の垣根を越えて連携し、生産や種の継承、消費拡大に取り組んでいる。

 当日は、天龍村の「ていざなす」、阿智村の「清内路かぼちゃ」、喬木村の「志げ子なす」、下條村の「下條にんにく」、売木村の「むらさきいも」、平谷村の「平谷いも」などの伝統野菜や加工品などを販売する。生産者による対面販売や調理法の紹介、試食の提供も行う。

 同イベントは今年4回の開催を予定しており、今回は3回目。特別企画として「南信州まいもん会議mini&キッチンカー販売」も同時開催し、飯田市内を中心とする飲食店が伝統野菜を使った弁当などを販売する。

 同協議会の板倉貴樹会長は「南信州の伝統野菜は29種類あるが、生産者の高齢化により種子の保存が危ぶまれている。皆で力を合わせて守り、大衆化を目指していきたい」と話す。

 「天龍村のていざなすは130年の歴史があり、守ってきた人の思いが詰まっている。どの伝統野菜にもそれぞれの物語がある。ファーマーズマーケットを通じて少しずつ知ってもらい、食べてもらうことで、地域に根付き始めていると感じている」とも。

 「各地域で種を守り続けており、種はその土地の気候や風土を記憶している。多くの野菜が海外の種に頼っている中、地域の風土に根差した伝統野菜を食べることは、食の安全や健康にもつながる。『身土不二』の考えを大切にしながら活動を続けていきたい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~13時。次回開催は10月4日を予定。

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