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松川町に「森のカフェさんさん」 自社産豚ソーセージを看板メニューに

「森のcafeさんさん」を紹介する原実さんとスタッフ

「森のcafeさんさん」を紹介する原実さんとスタッフ

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 農園やキャンプ場などを併設する複合施設「さんさんファーム森の家」(松川町大島)内の「森のcafe(カフェ)さんさん」(松川町大島、TEL 0265-36-6608)がオープンして、8月3日で3カ月がたった。

「森のcafeさんさん」のホットドッグ

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 遊休農地の増加などを「何とかしたい」との思いから1998(平成10)年に設立した農業法人「燦燦(さんさん)」が経営する同施設。果樹の栽培・販売や養豚を行っており、2014(平成26)年に加工場と売店を木造吹き抜けの建物に建て替えた。売店の広さを有効活用する構想を約10年間温め、今年のゴールデンウイークに合わせて5月3日にカフェを開業した。

 メニューは、自社の豚農場で飼育する「さんさん豚」を100%使い、モンゴル産岩塩と種子島産洗双糖、香辛料のみで仕上げたソーセージや、そのソーセージと熊本産全粒粉小麦のバンズ、地元産野菜を使ったホットドッグ、焼き菓子などをそろえる。

 ドリンクは、自社農園で収穫した果実100%のリンゴやラ・フランス、桃のジュースのほか、京都の「GREEN EYES」が焙煎(ばいせん)後にブレンドするオリジナルコーヒー、南インド紅茶、「けめばかむほどりんご」を使ったアップルティーを提供する。

 同社のソーセージは、地域の農産物直売所「りんごの里」(飯田市北方)や「旬彩館」(高森町出原)、道の駅「田切の里」(飯島町)など5施設で販売。イベント出店では焼きたてを販売してきた。専務の原実さんは「町の催しやイベントで焼きたてを販売したところ、大変好評だった。人気商品としてカフェに並べた」と話す。

 「標高800メートルの湖のほとりにある『森の家』の中にたたずむカフェ。穏やかな場所で食事を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~15時。火曜・水曜定休。

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