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「いいだ人形劇フェスタ」開幕 「もっとわくわく」をテーマに

オープニングセレモニーの様子

オープニングセレモニーの様子

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 国内外の人形劇団が飯田下伊那地域のホールや学校、公民館などを会場に人形劇を上演する「いいだ人形劇フェスタ2025」が8月7日に始まった。

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 同フェスタは、専門劇団、市民劇団、学生劇団、伝統人形芝居など多彩な劇団が参加する人形劇の祭典。今年のテーマは「もっとわくわく」。人形劇の上演に加え、パレードや紙芝居、人形作り体験など、幅広い世代が楽しめるプログラムを用意する。

 今回は、イタリア、ブルガリア、マカオなど6つの国と地域から海外劇団も参加。日本の劇団と共同制作した作品も上演する。

 9時30分から飯田人形劇場(飯田市高羽町5)で「オープニングセレモニー」を行い、実行委員長の原田雅弘さんと佐藤健飯田市長が開会のあいさつを行った。続いて、愛知県東海市を拠点に活動する「人形劇団あっけらかん♪」が、子どもの船長の活躍を描いた「ぼくはかいぞく! キャプテン・プチャプチャ」を上演し、ぽっちゃりとした人魚が登場した際には会場が笑いに包まれた。

 原田さんは「今朝はあいにくの雨だったが、開場前からできた行列を見て、楽しみにしてくれていたことが伝わった。多くの『わくわく』を持って帰ってほしい」と話す。

 9日には、国内外の劇団が人形を手に市街地を練り歩く「わいわいパレード」、10日にはかざこし子どもの森公園(飯田市丸山町)での「紙芝居フェスタ」も実施。0歳~2歳の子どもに向けた「はじめて出会う人形劇」など年齢に応じたプログラムもそろえる。

 観劇には、公演会場などで購入できる参加証ワッペン(700円)が必要。有料公演は別途チケットの購入も必要となる。8月10日まで。

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