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阿智村で「スターリーナイトフェス」 1000人がライブと星空を楽しむ

星兄とライブを行ったアーティストらと記念撮影

星兄とライブを行ったアーティストらと記念撮影

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 富士見台高原ロープウェイ「ヘブンスそのはら」(阿智村智里)で8月1日、天空の楽園ナイトツアーのスペシャルイベント「STARRY NIGHT FES2025」が始まった。

芝生に寝転んで星空を見る観客ら

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 全長2500メートル、高低差600メートル、所要時間約15分のゴンドラで標高1400メートル地点まで上がると、麓との気温の違いに驚く観光客も多い。オープンから3日までは一時、雨が降るなど天候が安定しなかったが、4日は晴天となり、約1000人の観客がアーティストのライブと星空を楽しんだ。

 当日は、「爆笑星空解説」で知られる「星兄(ほしにぃ)」さんの40周年企画があり、親交のある、花*花、元ちとせさん、ケイスケサカモトさんがライブを行った。ライブ終了後の21時、星兄さんのカウントダウンで場内の照明が一斉に消灯。観客らは芝生に寝転んで空を見上げる。ペンライトで空を照らしながら、ベガ(織り姫)やアルタイル(ひこ星)、デネブ(はくちょう座)で構成する夏の大三角や天の川の位置などについてを、星兄さんが軽妙な関西弁で解説し、時折、場内の笑いを誘った。

 星兄さんは「月がある中では最高の天気で言うことなし。阿智村のすごいところは、雨が降っても数百人の客が来ること。それだけ星空に期待して来てくれているということ」と振り返る。ライブを終えたケイスケサカモトさんは「5年前に同じステージを経験したが、前回よりも多くの人が来てくれて良かった。天気が良く星空が素晴らしかった」と感想を話す。

 名古屋から訪れた男女は「前回来た時は星が見えなかったが、月が明るかったものの天気は最高で星が見れて良かった」、地元飯田から訪れた女性は「初めてこのようなイベントに参加した。ライブは迫力あるし、星空もきれいだった。解説も聞けて良かった」と、それぞれ感想を話す。

 イベントは今月10日まで。7日=堀ちえみさんほか、8日=井上苑子さんほか、9日=MONKY MAJICほか、10日=SEAMOほか。上りゴンドラは17時~20時に運行。

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