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飯田・上村で子どもキャンプ 自然の豊かさを感じながら防災も学ぶ

砂防ダムの説明を受ける

砂防ダムの説明を受ける

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 上村小学校(飯田市上村)で7月26日、「かみっこグリーンクラブ自然塾キャンプ」が開かれた。今年で5回目。

砂防ダムの説明を聞く

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 同キャンプは、ジオパーク・エコパークに指定されている上村の美しく豊かな自然に親しむことや地域住民らとの交流を深め、自分たちができることについて考えることを目的に2020年に始まった。

 当日は、同校の児童や保護者、地域住民、同校と6年ほど前から交流がある東京の生活支援施設の児童やスタッフなど約90人が参加。6つのグループに分かれ、ウオークラリーや川遊びなどを楽しんだ。

 ウオークラリーは、自然を生かした遊びや地域のイベントを考えたりする有志グループ「どんぐり隊」が初めて企画。同校がある上町(かみまち)のマップに記されたチェックポイントを回り、現場のスタッフから話を聞くなどしてスタンプを集めていった。今回は防災要素も取り入れ、過去災害があった場所や砂防ダムなどもチェックポイントの場所に選んだという。

 川遊びでは、ライフジャケットとヘルメットを着用し、浅瀬で水をかけあったり、両手を八の字に広げた状態であおむけになったり、上流から下流に向かって下っていく天然のウオータースライダーを楽しんだりした。

 昼食では、ソーセージを挟んだパンをアルミホイルで包み牛乳パックの中に入れ網の上で焼いて食べたほか、夕食は3グループに分かれカレーを作った。牛乳パックをまな板代わりに野菜を切ったり、ご飯を炊くための火おこししたりするも体験も行った。

 参加した児童からは「グループの友達といろいろな所を見て回れて楽しかった」「チェックポイントでアイスをもらえたのがうれしかった」などの感想が聞かれた。

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