
南信州ハートクリニック(飯田市上郷黒田、TEL0265-21-0810)が「ハートの日」の8月10日、「ハートの日 健康フェスティバル」を「南信州飯田産業センター・エスバード」(座光寺)で開く。
内科一般診療と、心臓病や循環器疾患の専門治療を行う同クリニックが、「血管から守る健康習慣 ~心臓と脚を元気に~」をテーマに掲げて開く同フェス。1985(昭和60)年、日本心臓財団が8月10日を「はーと」と読めることから、心臓病の予防・啓発の日と定めた。同市内での開催は今回が初めてとなる。
会場では、講演とストレッチ体操を行う第1教室と、健康チェックや個別相談を受け付ける第2教室に分けて実施。9時20分と10時20分からそれぞれ20分間、2回行う健康講演では、同クリニック院長の横田大介さんが「健康長寿のための心臓を守る生活習慣」をテーマに、食事の注意点や運動量など、普段の生活で意識したい点について話す。
講演に続いて、リハビリ理学療法士の松村晃守(あきもり)さんが、椅子に座って自宅でできる足腰をメインとした体操を指導。「家庭でも実践しやすい内容にする」という。
第2教室では、血圧や脈拍の正しいい測り方や、塩分のセルフチェックなどについて看護師がアドバイスし、自宅で応用できる内容を伝える。下肢静脈瘤(りゅう)の手術の流れを動画で紹介するコーナーも設け、検査や診療内容を紹介する展示も行う。
同クリニックは昨年1月に開業し、横田院長は循環器疾患専門医療施設「豊橋ハートセンター」(愛知県豊橋市)などでの勤務経験があり、同センターでも「ハートの日」に健康フェスを行っていることもあり、今回の開催へとつながった。「昨年は開業直後で見送ったが、今年こそと思い初開催に踏み切った。心臓疾患の心臓病の予防啓発のきっかけになれば」と話す。
開催時間は9時~12時。入場無料。