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川本美術館で季刊情報誌「Dogushi」表紙原画展 通巻50号記念で

開催中の「Dogushi」表紙原画展

開催中の「Dogushi」表紙原画展

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 川本喜八郎人形美術館(飯田市本町)の交流ゾーンで現在、人形劇のまち飯田の季刊情報誌「Dogushi 胴串(どぐし)」の表紙原画展が開かれている。

展示中の表紙原画

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 同誌は年4回、いいだ人形劇センターが制作し、「人形劇のまち飯田」運営協議会が発行している。2013(平成25)年4月、同館内に同センターが開設され、同年5月に同誌を創刊。飯田をはじめ、国内外の人形劇事情、イベント情報、人形劇ワークショップや劇団紹介などの情報を発信し続けてきた。

 7月下旬発行号で通巻50号の節目を迎えるのを記念し、原画展を企画。表紙絵を手がける飯田市の会社員、井原千代子さんの作品からセレクトした20点を展示しているほか、バックナンバーも閲覧可能。数に限りはあるが、気になる冊子を持ち帰ることもできるという。

 胴串は、人形劇の用語で、人形の頭の首の下に付いている棒のこと。人でいう「背骨」に当たる重要なパーツの一つ。胴串には中心、要という意味も含まれることから表紙タイトルに採用。同センターを拠点として「人形劇のまち飯田」の情報発信を広げていくという思いが込められている。

 同センターの坂本美帆さんは「印刷物で見れば表紙絵は平面だが、絵の中に和紙をちぎって貼り付けたり、水引のようなひもを入れ込んだりするなど原画には凹凸がある。表紙絵と見比べながら間近で作品を見てほしい」と呼びかける。

 開館時間は9時30分~18時30分(入館は18時まで)。水曜休館。観覧無料(3階ギャラリーは入館料が必要)。8月19日まで。

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