
東野公民館(飯田市宮の前)で7月13日、「HiHi(ハイハイ)フェス」が開かれた。
東野地区在住で、飯田高校ギター班に所属する林二葉さん(高2)が発案した同イベント。林さんは小学生の頃から公民館事業に積極的に参加し、中学生からは運営スタッフとして参画してきた。その中で「高校生の活動の発表の場を設けてみては」と公民館側から提案を受け企画。公民館協力の下、各校へ参加を呼びかけ実現した。
地域住民に普段の活動を知ってもらうことをはじめ、音楽を通じて高校を超えたつながりを築くのが目的。イベント名は「High school(ハイスクール)」と地区名の「Higashino(東野)」、積極的に参加を表明する「はいはい! 私も参加します」の「Hi(ハイ)」を掛け合わせて決めたという。
当日は、飯田高校ギター班の他、飯田風越高校のフォークソング部、飯田女子高校のギターマンドリンクラブが参加。7月上旬の高校文化祭が終わった後に結成したユニットや違う高校同士がコラボしたグループなど12組が出演し、日頃の練習の成果を披露した。出演者の家族や友達、地区住民など約50人が来場。観客は手拍子をするなどして盛り上げた。
飯田高校ギター班長の小池理央さんは「高校を超えた交流ができて楽しかった。後輩たちにも引き継いでいってほしい」、飯田風越高校フォークソング副部長の上澤咲月(かみざわさつき)さんは「準備期間も含め他校の生徒と交流ができて良かった」、飯田女子高校ギターマンドリンクラブ長の清水日奈加さん(共に高3)は「高校同士で関わる機会もなかったので、いい刺激になった」と、それぞれ振り返る。