
焼き肉店「炭火飯田焼肉おおくらアップルロード店」(飯田市鼎名古熊)が、7月11日にオープンした。
同店は、20年以上にわたり主税町で営業を続けてきた「炭火飯田焼肉おおくら」が移転リニューアルした新店舗。主税町の店舗は当面の間、休業する。
内装を一新し、テーブルの幅も広めにして「落ち着いた空間を演出した」という同店。テーブル3卓、掘りごたつ席4卓、座敷席8卓(以上、各卓6人がけ)の計90席を用意する。
店長の久保田勝彦さんは、子どもの頃から炭で焼いたサンマなどを食べてきた経験があり、炭火焼きの香ばしさや食感に魅了されてきたという。「高温で焼くことで肉汁を閉じ込め、外はカリっと、中はフワッとした食感になる。炭火の良さを広めたい」と話す。「高校時代の部活動の仲間と初めて牛肉を食べた時の感動が焼き肉店で働くきっかけになった」とも。
提供する肉は、精肉店「肉のいちのせ」(育良町)で扱う南信州産黒毛和牛「こうちゃん牛」や信州産「オレイン豚」など。「身近な長野産をなるべく提供するようにしている」と久保田さん。「地区で草取りの後には皆で焼き肉をするなど、飯田には焼き肉文化が根付いている。『焼き肉のまち、飯田』として発信していきたい」と話す。
営業時間は17時~23時。火曜定休。