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阿智村の観光拠点施設にアミューズメントエリア「わいわい基地かえで」

サーチャー澤口政司社長(左)と阿智昼神観光局 白澤裕次社長(右)

サーチャー澤口政司社長(左)と阿智昼神観光局 白澤裕次社長(右)

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 「日本一の星空」で知られる長野県阿智村の観光拠点施設ACHI BASE(阿智村智里)の地下に6月6日、アミューズメントエリア「わいわい基地かえで 昼神店」がオープンした。阿智昼神観光局(阿智村)と看板デザインを手がけるサーチャー(飯田市松尾)が共同で開発した。

カラオケボックス周辺の内装は阿智村の星空の写真を使用

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 阿智村は星空観光でにぎわう温泉街だが、アミューズメント施設がなく、バスの待合などの空き時間を過ごす場所が限られていた。ACHI BASEは観光案内、宿泊案内、飲食、土産、アウトドアグッズのレンタル、阿智村上空を遊覧するバーチャル体験、子ども用のボルタリングなどのスペースを持つ観光の拠点施設。その地下エリアでは、これまでホラーアトラクションなどを行っていたが、改装してアミューズメントエリアに生まれ変わった。カラオケ、シミュレーションゴルフ、ダーツなどのアクティビティーに加え、フリードリンク、アルコールバーも設け、高速バスの待ち時間や夜の自由時間を過ごすことができる。

 ラウンジの利用は1人150円。カラオケルームは5部屋を用意し1人550円。ダーツエリアは2カ所で、1人450円。いずれもフリードリンク付きで30分の料金。シミュレーションゴルフはラウンドモードで1人3,500円。店内への入場はサーチャーが開発した二次元コードを使ったシステムを導入し、各部屋の利用やエリア利用はACHI BASEで受け付け、二次元コードがプリントされた紙で出入りする。

 阿智昼神観光局の白澤裕次社長は「今まで昼神温泉にこのような場所がなかったが、遊びやアミューズメントが楽しめることを多くの人に知ってほしい。飯田下伊那の皆さんも温泉に入りに来たついでに、遊んでいただければ楽しいのでは」とアピールする。サーチャーの澤口政司社長は「もともとあった建物を生かすデザインにした。コンクリートの武骨さを残したいというのがあり、できるだけ装飾しないことを基本として、阿智の星空など地元のものを生かした内装で、この辺りにはないデザインになった」と胸を張る。

 営業時間は11時~23時。火曜定休。

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