
法人設立から4年目を迎えたフリースクール「太陽学園」(飯田市松尾明)の新校舎開校式が4月25日、児童生徒や職員、地域住民、松尾地区の教育関係者や宅老所の関係者らに見守られる中で行われた。新校舎は鉄筋2階建てで、地域の診療所として利用されていた建物を使う。
式では、荒木政吾理事長が「多くの方々の協力のおかげで新校舎の開校を迎えることができてとてもうれしい。子どもたちが安心して伸び伸びと過ごせる環境が整い、本当に感謝している」とあいさつ。「今後は地域の方々にも気軽に立ち寄っていただける、風通しの良い校舎にしていきたい」と意気込みを見せた。
来賓として出席した松尾まちづくり委員会の鋤柄富男会長は「太陽学園が担っている役割は地域にとって非常に大切なもの。今後も地域課題の解決に向けた取り組みに期待している」と激励の言葉を贈った。
式では、荒木理事長による開校宣言のほか、参加者に向けたつきたての餅の振る舞いや校舎見学・相談会、宝投げなども行い、にぎわいを見せた。