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マトンを使ったレトルト商品 飯田の3社が「羊肉の日」に合わせて展開へ

会見の様子

会見の様子

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 マトンを使ったレトルト商品を展開する飯田市内の3社が4月25日、信州飯田焼肉研究所(飯田市中央通り3)で記者発表を行い、それぞれの新商品・既存商品を紹介した。

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 4月29日の「羊肉の日」に合わせた同取り組み。「羊肉の日」は2004(平成16)年、札幌市のジンギスカン食普及拡大促進協議会が制定した記念日で、「4(よう)29(にく)」の語呂にちなんでいる。

 発表したのは、肉のスズキヤ(南信濃和田)の「山の肉屋のスタミナ煮込み」(650円)、カレーの大原屋(羽場)の「肉肉ジンギスカレー」(1,150円)、マルマン(大通2)の「焼肉の〆(しめ)のキーマカレー」(270円、5月からは437円)の3商品。

 きっかけは、商品開発中にマトンを使っていることを知ったスズキヤと大原屋が「せっかくなら一緒に」と企画。既にキーマカレーを販売中のマルマンにも声をかけ、3社による同時発表が実現した。

 カレーの大原屋の店主、尾澤章さんは「飯田が『焼き肉の街』としてなじんできている感覚はある。この連携で黒モツや羊肉など『飯田焼肉』の魅力を広く伝えたい」と話し、マルマンの中田泰雄さんは「焼き肉といえば牛豚鶏のイメージだが、商品や活動を通じて、羊もその中に加われば」と期待を寄せる。スズキヤ店主の鈴木理さんは「地域外の人にも手に取ってもらい、興味を持って足を運んでほしい」と呼びかける。

 試食した南信州焼肉のまち協議会の藤本直樹会長は「それぞれの店の特色が出ている。スタミナ煮込みは通好みの味わい。2つのカレーは羊肉が苦手な人にも試してもらえる内容」と評価した。

 スタミナ煮込み、ジンギスカレーは4月29日発売で、各店店頭やホームページで販売し、順次取扱店舗を拡大する予定。

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