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松川町在住のクラフト作家、「桜の花」を使った季節限定アクセサリー販売

実物の桜の花を使った数々のアクセサリー

実物の桜の花を使った数々のアクセサリー

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 本物の花を使ったアクセサリーを作る「h_grasefully」の川瀬瞳さん(松川町在住)が2月23日・24日、「道の駅南信州とよおかマルシェ」で季節限定の桜の花を使ったアクセサリーを販売する。

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 川瀬さんは5年ほど前、本物の花を使ったアクセサリー作りを始めた。最初はレジン液に浸した花のアクセサリーを作っていたが、インスタグラムでビオラの花が立体的になったアクセサリーを見て、花の立体アクセサリー作りにはまったという。バラやスイセン、ビオラ、モミジなどさまざまなドライフラワーを仕入れ、花のパーツをばらしてデザインを考えながら組み立て、レジン液を何層にも塗り、UVライトで固めていく。子育ての傍ら、1日4時間くらいの作業でアクセサリーを作り上げるという。

 冬になるとドライフラワーが少なくなるため、野菜などにも挑戦し、イチゴ、枝豆や落花生、イチジク、ホオズキ、ナッツなど、作るうちに100種類ほどに増えたという。「全国的にもレジン液に漬けたアクセサリーは多く見るが、全て生の花や野菜を使って立体的なアクセサリーを作っている人は少ないのでは」と川瀬さん。「最近はスーパーの野菜売り場に行くと、これもアクセサリーにできるかなという目線で野菜を見てしまう」と話す。「スイセンでペン立てを作ったこともあり、徐々に作る物も大きくなっていく」とも。将来は「花や野菜を浸したテーブルを作ってみたい」と夢も広がる。

 今回イベントで出品するのは、これまでに作った作品に加え、季節限定で桜の花を使ったアクセサリーを販売する。桜のプリザーブドフラワーの仕入れは全国で1カ所(鹿児島県)しかなく、「クラフト作家の争奪戦になる」という。ネックレス、ブローチ、指輪、ヘアピンのほかキーホルダーも出品する。子育てをする母親向けに「いつも優雅な花を身に着けてほしい」と、価格も1,000円台に抑えた。

 川瀬さんは「今はイベント出店のみで販売しているが、接客が楽しい」と話す。「ゆくゆくは自分の店舗を持ちたい」とも。今回のイベントについて、「卒業入学のシーズンに子どもとおそろいのアクセサリーを身に着けて記念にしてほしい。さまざまな種類を用意しているので、ぜひ、見に来てほしい」と呼びかける。「同じ花や野菜でも全てが一点物なので選ぶのも楽しいのでは」とも。

 マルシェの開催時間は10時~16時。

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