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豊丘村産のバナナを使ったジェラートが道の駅で販売開始

バナナを寄贈した下山忠司さんとジェラート

バナナを寄贈した下山忠司さんとジェラート

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 道の駅南信州とよおかマルシェ(豊丘村大字神稲)内でパンとジェラートを取り扱う「Bread&Sweetsきらら」が2月2日、同村産のバナナを使ったジェラートの販売を始めた。

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 地域の農産物の風味を生かしたジェラートを販売している同店は、これまでパプリカやキュウリ、トマトなどを使った商品を開発し、ベースとなる牛乳も市田酪農(高森町出原)のものを使うなど地元産にこだわる。昨年10月には同村特産のマツタケを材料にしたジェラートも販売した。

 同地域でのバナナの栽培は気候の面でも大変難しいが、今回、同村内のセラミック加工・製造会社「エムケーセラ」(豊丘村大字神稲)会長の下山忠司さんが同社敷地内で、趣味で栽培したバナナの寄贈を受けた。1月13日から、同店に併設する農産物販売の「四季彩市場」で展示した後、「収穫から20日ほどで食べ頃になる」という下山さんの言葉を受け、この日の販売開始を設定したという。

 商品は、バナナの皮をむき、カットした後、もととなる特製の「ミルクベース」と合わせてミキサーにかけ、ジェラート製造機で仕上げる。同店製造責任者の大川亜美さんは「村内産の農産物を材料にしているので、バナナを使うことは想像していなかった。まだ熟しきっておらず、そのまま食べると渋みもあるが、ジェラートにしたことでミルクベースの甘さとうまくなじんだ」と話す。

 試食した下山さんは「バナナの味もしっかりと出ていながら、ミルクの甘みもあっておいしい。大勢の人に食べてほしい」と呼びかける。

 商品は、2種類の味から選ぶことができる「じぇらーと」、いずれかの味とミニソフトクリームを合わせた「ミニソフト+じぇらーと」(以上400円)を用意する。

 営業時間は9時30分~17時。水曜定休。

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