カラオケバー「愛」(飯田市銀座)が12月25日にオープンした。
同市出身で店主の饗庭秀紀さんが「自分自身も飲みに行くのが好きで、みんなが楽しめる場所を作りたいと2年ほど前から考え始めた」と話す。店舗探しに苦労したものの、今年10月中旬に現在の物件と出合い、ボトルを並べられる棚を設置できる広さとデザイン性が決め手となり、出店を決めたという。
棚は木材を使い、饗庭さんがデザインを依頼してオーダーメードで製作。並べられたボトルが一目で分かるよう工夫した棚には、ウイスキーや焼酎など多彩な銘柄を取りそろえる。主なラインアップは「山崎」「白州」の他、飲み放題プラン用の「いいちこ」「ブラックニッカ」などの酒類に加え、ビール、ワイン、シャンパン、スパークリングワイン、ソフトドリンクも用意している。
料金プランは、チャージ料4,000円で時間無制限の歌い放題+ボトル代別途、または90分飲み放題付き4,000円など。カウンター席6席、テーブル席35席を備える。オープン初日には、知人や口コミで訪れた約30人が来店し、にぎわいを見せた。
店名について、饗庭さんは「『バー愛』を繰り返し言うと『饗庭』に聞こえてくる。名前に親しみを込めた」と笑顔を見せる。「開店準備を友人や後輩たちが手伝ってくれた。開店してみると、忙しいが楽しい。訪れる人が楽しめる場所になれれば」と来店を呼びかける。
営業時間は20時~。