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ボージョレ・ヌーボー解禁 飯田のホテルでワインパーティー、ジャズライブも

ジャズライブを楽しみながらワインを飲む参加者ら

ジャズライブを楽しみながらワインを飲む参加者ら

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 11月21日のボージョレ・ヌーボー解禁日に合わせ、シルクプラザ(飯田市育良町)で「ワインパーティー2024」が開催され、参加者約170人がボージョレ・ヌーボーをはじめとする国内外のワインとシェフ特製の料理を楽しんだ。

ソムリエと談笑しながら好みのワインを探す参加者ら

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 長年、解禁日に合わせて開いてきたワインパーティーは、2020年からコロナ禍で会場をシルクホテルに移し、規模を縮小して「ワインと料理の夕べ」として行ってきた。今年は5年ぶりに会場を戻して開催。解禁されたばかりのボージョレ・ヌーボーに加え、国内で数々の賞を受賞した井筒ワイン(長野県塩尻市)や、能登半島地震で被災した穴水町のワイン、海外のナチュラルワインやスパークリングワインなど、シニアソムリエの中田勝巳社長がセレクトしたワイン21種を提供。併せて、地元のシードルや日本酒などの新酒も並べた。料理はワインに合うものをビュッフェ形式で提供。ワインと料理のペアリングを楽しむ参加者の姿が見られた。

 ジャズライブではジャズボーカリストのyukiさんをはじめプロミュージシャンがステージに。飯田市出身のプロサックス奏者、西浦颯さん率いるDARUMAも演奏に加わり会場を盛り上げた。しっとりとしたバラードから軽快なスイングまで、バラエティーに富んだ演奏が披露され、参加者はワイン片手に心地よい音楽に浸った。

 参加者の一人、平沢彩乃さんは「昨年も参加したが、今年は大人数でわいわい飲む感じがいい。ナチュラルワインが好み。普段は飲まないような貴重なワインを飲めた」、蜂谷朋太さんは「大勢で集まって音楽を聴きながら、にぎやかでお祭り感があって良かった」とそれぞれ感想を話す。

 シニアソムリエでもあるシルクホテルの中田勝巳社長は「コロナ禍でボージョレは下火になり、今年は収量不足や円安などでだいぶ高くなっているが、これから盛り上げていきたい。飯田はワイン好きが多いので楽しんでいただけたのでは」と振り返る。

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